小学校受験をお迷いの方へ
「私立小学校に進学する4つのメリット」
最近、城南ブレインパークにお通いいただいているお母様方から、最近よくご相談をいただきます。
「小学校受験をするかどうか迷っていて…。夫婦で話していても結論が出ず、どのように考えたら…」
皆さんの中にも同じように悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。以前、「小学校受験のメリット」でもお伝えしましたが、小学校受験に向けた対策を通してもたらされる貴重な体験が、お子様の成長を後押しすることもあります。
そこで、今回は「私立小学校に進学するメリット」を紹介いたします。
■メリット① 特長ある教育を受けられる
公立小学校の場合は、学習指導要領に沿って授業を展開していきます。一方、私立小学校は、カリキュラムに自由裁量があるため、学校の特色を生かす独自のカリキュラムを作ることができるのが魅力の一つです。
最近では「語学教育にとりわけ力を入れている」「STEAM教育※のプログラムが豊富である」といった私立小学校が増えてきています。
私立小学校は、明確な人材育成の目標を持っている学校が殆どですので、志望校選びの観点でも参考になるかと思います。
※STEAM教育…Science(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)の頭文字「STEM」に、Arts(芸術)を加えた、これからの社会に重要となる教育理念
■ メリット② 教育施設が充実している
コロナ禍において、一部の公立小学校でもオンライン授業を行ってきてはいますが、やはり私学の方が、IT環境が整備されているケースが多いようです。独自で対応を決定できることも、強みの一つではないでしょうか。
英語教育に関して言えば、英語教育の関連施設やツールはもちろんのこと、これからのグローバル社会で活躍できる人材の第一歩として、小学生の時期に「交換留学」や「姉妹校との交流」がある学校が多いのもとても魅力的です。
■ メリット③ 教員の異動がなく安定した環境で過ごせる
公立の小学校では、毎年自治体間・学校間での人事異動が行われるため、どうしても校長先生をはじめ教員の入れ替わりがあります。致し方ないことですが、校長先生が変わることによって、学校の教育方針が変わることもありえます。
一方、私立小学校は、設立当初より建学の精神や教育理念があり、それに基づく独自のカリキュラムがあるため、お子様にとっては安定した環境の中で過ごすことができます。
卒業してから母校に遊びに行った時に「知らない先生しかいなかった」ということにならないのも私学の良さの一つです。
■ メリット④ アフタースクールの充実
近年、共働きのご家庭も増え、「学童に入れない」という問題も発生し、民間の学童も増えてきましたが、そういった保護者のニーズに対応すべく、外部の業者に委託し、アフタースクールを充実させている私立小学校も増えてきています。
気になる私立小学校のアフタースクールはどうか、ぜひ調べてみてください。小学校入学後に、学童のことで悩む必要がなくなるかもしれません。
以上、「私立小学校に進学する4つのメリット」を紹介してきましたが、最後に、小学校受験の対策自体がお子様にとってメリットとなることも付け加えておきます。
小学校受験では、ペーパーテストだけでなく、「行動観察」や「面接」などもあり、基本的なしつけ、生活面での自律性や協調性などが見られます。これらの対策に取り組む中で、子どもが自ら考えて行動する力や、周りの子どもたちと協力して取り組んでいく力が培われていきます。
私たちは、小学校受験そのものがお子様の飛躍的な成長を促す場面を何度も見てきました。不安やお悩みには私たちが寄り添ってまいりたいと思います。ぜひこの小学校受験という貴重な体験を、大切なお子様の成長を後押しする機会として検討してみませんか。