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日本の小学校受験だからこそ、日本の四季を感じましょう

日本の小学校受験だからこそ、日本の四季を感じましょう

新型コロナウイルスへの対応も落ち着きを見せ始め、お子様と一緒に公園に遊びに行ったり、旅行に行ったりする機会が増えたという方も多いと思います。
テレビやインターネットで動画を見るだけではなく、実際に五感を通じて直接体験すること。それは、お子様の中に良い思い出として記憶に残ります。
桜の花が満開の公園にお花見に出かけてお弁当を食べた春。プールで遊んで庭先の朝顔を見ながらスイカを食べた夏。イチョウやもみじの葉が色づくのを横目にお芋掘りをした秋。そして、クリスマス・お正月と楽しいイベントが続く冬—。
もちろんご家庭でだけではなく、幼稚園や保育園でもこいのぼり・七夕・お月見・お正月・豆まきなどの行事を経験されたこともあるでしょう。それらの写真もあれば、後から見返して「楽しかったね」と記憶が深まることになります。
楽しい経験を通して、お子様は心が豊かに育まれていきますが、実はこれらの記憶も小学校受験につながってくるのです。


なぜ、小学校受験で「季節」がとわれるのでしょうか

■ 小学校は、保護者様の教育に対する考え方を確認しています。

お子様は、ご家族との日常の生活・会話などからたくさんのことを自然と理解していきます。それらの体験を通して物事についての知識を吸収するとともに、豊かな心や社会性・思考力を育んでいるのです。小学校が受験で季節の問題を問うのは、ご家庭がどれだけ情操教育を施してきたかという教育観を測り、人間として伸びるための土台となる社会性や思考力があるお子様に入学してもらいたいと考えているからです。

■ 小学校は、お子様に学びの土台が作られているかを確認しています。

自然観察や行事への参加、旬の食べ物を食べるなどといった活動を通して、季節による自然・生活の変化や特徴に気付くことができます。これらの知識・経験は、そのまま土台として「理科」「社会」の教科学力につながっていきます。また、ご家庭でのコミュニケーションを通して養われる言語力や、様々な事物の名前を知っている語彙力という点で考えれば、「国語」の教科学力にもつながっていると言えます。これらを総合的に確認するという意味において、お子様が持つ自然体験や季節感を重要視しているのです。

■ ペーパーで暗記するだけでなく、ご家庭で実体験をすることが大事です。

季節に関する図鑑やインターネットサイトは数多く存在し、それぞれの季節における特徴的な自然や行事の由来、遊びなどが詳しく説明されています。これらの書籍・サイトを開くだけでも多くの知識が目に入ってきますが、実際に五感を使って体験することで、お子様の中に実感を伴う知識として残ることになります。におい(鼻)・味(口)そして手触りや温度(触覚)も総動員して受ける刺激は、目・耳だけを中心として得られる感覚よりもより強烈にお子様の思い出に残ります。逆に、体験したことを改めて図鑑などで確認することで、知識がしっかり定着したり、より興味が膨らんで新しい体験につながったりすることもあるでしょう。

■ 保護者と一緒に取り組むことで、身近なことから季節感につながることもあります。

例えば、日々の買い物にお子様と一緒に行ったとき。特にスーパーマーケットは季節感の宝庫です。お正月から年越しまで、装飾やセール企画には季節の行事・イベントが如実に反映されています。また、技術の発達で1年を通して様々な食材が手に入るようになっていますが、やはり野菜でも果物でも魚でも、旬の食材は値段も安めで「この季節と言えばこれ」と違いが分かりやすくなっています。

もちろん、買い物や登降園時に、道端に咲いている花や葉っぱの色の変化などについて話をすることもよいでしょう。空を見上げて、天気や気温、雲の形を話題にすることもできます。必ずしも遠出をしなくても、日々の暮らしからお子様と季節感を共有することは可能なのです。


小学校受験をするお子様はそもそも、物心がついてから四季の移り変わりを数回しか体験・記憶しておらず、「季節」という概念があることすら、分かっていなくてもおかしくない年齢です。「ひまわりの花が咲く季節は?」「春の次の季節は?」などと机の上だけで勉強するのではなく、季節のイベントや行事を体験して、季節感を体で覚えていくようにしましょう。
日々の暮らしの中でも季節を意識していただき、お子様が様々な体験ができるチャンスを逃すことのないようにしてください。そして、それらの体験をする中でお子様が疑問をもったときは、その疑問にしっかりと向き合い、お子様と一緒に答えを探しましょう。その場でしっかり対応することで、「じゃあこれは?」「これはなんで?」とお子様に生まれた好奇心の芽を大きく育てることにつながります。

特に、来年の入試まで1年を切った新年長さんは、この1年の季節の行事をしっかりと体験していってください。新年中さんやまだ時間がある方も、少しずつ体験していくと良いでしょう。
子供たちの好奇心の芽を育てていくうちに、保護者様にとっても新しい発見があるはずです。ぜひ一緒に楽しんでください。

 

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